前説
こんにちは。ノエルです。
本日はボーカルMIX依頼でよく耳にする『頭出し』について解説させていただきます。
頭出しで音源を提出することで、依頼主がインスト音源(カラオケ音源)とのリズムが合わせやすくなり、お互いがWinWinな関係を築き上げることができます。
今回はそんな『頭出し』とはなにか?どうやって『頭出し』をして依頼主に提出すれば言いのかについて解説させていただきます。
『頭出し』とはなにか?
『頭出し』とは、一言でいうとボーカル音源の無音部分も含め曲の始まりから範囲指定をし、音源を提出することです。今皆さんは収録する際、ボーカルが始まる少し前から録音ボタンを押し、部分部分で収録を繰り返し行っていると思います。そんな音源をどこまでの範囲で指定をし、依頼主さんに複数のボーカル音源を提出しているでしょうか?
『頭出し』の理解することで、依頼主さんがなぜ口を揃えて頭出しで音源の提出してくださいというのかが理解していただけると思うので、今回はそんな『頭出し』について解説させていただきます。
✫解説✫
範囲指定
まずは範囲指定についてです。
音源をエクスポートするとき範囲指定は適切でしょうか。
間違っている範囲指定していると、MIX師が依頼主から頂いた音源をDAWに音源に取り込むとこうなります。
※収録時画像
▶頭出しができていない音源を提出されたMIX師さんDAW上での画像
いかがでしょうか?それぞれの音源をどこに配置して言いのか分からないですよね。
これを避け得るために部分的な収録音源であったとしても、必ず曲の始まりから範囲指定する必要があります。
そしたら次に正しく範囲指定をして提出できている例を見ていただきます。
▶正しい例
いかがでしょうか?
このように曲の始まりからエクスポートすることを『頭出し』と言い、MIX師さんが音源を取り込む際の微調整がなくなり、音源に対し快適にMIX作業を進める事ができます。(依頼する側も音源ズレた状態でMIXされてたら嫌ですよね・・・。)
恐らくMIX師のことですから、収録音源を調整し、頑張って合わせることもできるかもしれませんが、音源が多くなればなるほど手間と時間を要してしまいます。別途料金も発生してしまうケースもありますのでご注意ください。
依頼主さんの提出が頭出しされているだけで、お互い良い作品を作りたい目的により近づけるということです。
少しでも完成度が高い作品にするべく、『頭出し』を理解してぜひ歌ってみたや、オリジナルソングにチャレンジしてみてください!!
少しでも完成度が高い作品にするべく、『頭出し』を理解してぜひ歌ってみたや、オリジナルソングにチャレンジしてみてください!!
最後に
いかがだったでしょうか。この記事をきっかけに少しでもお役に立てていたらとても嬉しく思います。
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